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死帳面〜page.02 二冊〜

続きものです。未読の方は死帳面〜page.01 殺意〜“死帳面”『目次』からどうぞ!
ドうえもん「そう・・・。僕が真の持ち主を捜す役に選ばれたのさ」

のぴ太「まさか・・・・・・その真の持ち主ってのが・・・僕なの?」

ドうえもん「そんなわけないじゃないか。死神の帳面なんだから死神に決まってるだろ」

のぴ太「死神?わざわざこの時代で探すって事は・・・22世紀には居なかったってこと?」

ドうえもん「よくわかったね。その通りなんだ。少し長くなるけど、君には全て話しておくよ」

のぴ太「うん!!」

ドうえもん「22世紀に見つかった死帳面は2冊だったんだ」

のぴ太「あれ??さっき、この世に一つしかないって言ってなかったっけ!?」

ドうえもん「いいから黙って聞いてて!!」

のぴ太「・・・・・・はい」

ドうえもん「最初に発見されたのはこの帳面だったんだ。最初の持ち主・・・・・・と言っても多分拾ったんだろうけど、10歳の男の子だった。彼は・・・学校の休み時間、この帳面にあることを書いている時に突然心臓麻痺で死んだんだ」

のぴ太「ゴックン!!・・・・・・何を書いてたの?」

ドうえもん「ラブレターさ」

のぴ太「ラブレター!?」

ドうえもん「そう。ラブレター。と言っても多分下書きだと思う。彼が書いていたラブレターの相手は隣のクラスの女の子だったんだけど・・・・・・彼女も・・・彼が死ぬ数分前に突然の心臓麻痺で死んだんだ」

のぴ太「・・・」

ドうえもん「この帳面に名前を書いてある2人が死んだ。偶然にしてはおかしいと言うことで、事件としても捜査がされたんだけど・・・な〜んにも見つからなかった。それどころか、帳面に使われている物質を分析した結果、この世に存在しない物質であることがわかったんだ。地球だけでなく、全宇宙探しても存在しなかった。それを受け、捜査員の一人は『この帳面に名前を書くと死ぬのでは?死神の帳面だったりして』と言ったんだ。」

のぴ太「・・・」

ドうえもん「すると、別の捜査員が『そんな非科学的な物があるはず無いだろ』と言い、自分の名前を帳面に書き込んだ。」

のぴ太「・・・・・・死んだの?」

ドうえもん「ああ。それ以降、帳面に関する少数精鋭の調査機関が設立され実験が開始された。実験台にされたのは世界中の死刑囚だった。」

のぴ太「・・・」

ドうえもん「その実験によりこの帳面のルールが明らかになったんだ。コレがそうさ」



@ この帳面に名前を書かれた人間は死ぬ。
A 書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。
B 名前は通り名でもよい。ただし、自他共に認識している通り名に限る。
C 名前の後に40秒以内に死因を書くと、その通りになる。
D 死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。
E 死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与られる。
F 帳面を燃やしたり破る事は出来ない。ただし、既に名前が書き込まれ、その全ての対象が死亡した後のページであれば死帳面から切り取る事は可能であり、燃やす事も出来るが、死帳面から切り取った瞬間に死帳面の特性は無効となる。
G 文字として残る物であれば、書く道具は帳面に直に書き込みさえすれば何でもよい。
H一度書いたことは何をしようと取り消せない。




のぴ太「・・・大体は漫画のデスノートと同じなんだね」

ドうえもん「そうなんだ。でもBとFだけがチョット違うんだけどね」

のぴ太「・・・通り名って何?」

ドうえもん「まあ、あだ名とか芸名だよ」

のぴ太「じゃあ・・・デスノートで例えるなら、顔さえ判れば『L』とかで殺せたって事?」

ドうえもん「そう言うことになるね」

のぴ太「なるほど〜。マンガと現実は違うんだね」

ドうえもん「まあね。でも、この調査をしている最中に奇妙な事が起きたんだ」

のぴ太「奇妙な事?」

ドうえもん「うん。今で言うヤクザやマフィアが大量に心臓麻痺で死んだんだ。」

のぴ太「・・・・・・心臓麻痺」

ドうえもん「そう。どう考えても死帳面の力だった。死帳面はもう一冊在ったんだ。そして、犯人の目星はすぐについた。最初は一つの組織だけ誰も死んでいなかったんだけど、しばらくするとその組織内の人間も死にだした。その組織内の人間関係を調べたら誰が帳面を持っているかはすぐにわかった。そして捜査員が潜入し、帳面を奪うことに成功した。そして・・・・・・見たんだ」

のぴ太「・・・・・・見た?何を?」

ドうえもん「・・・・・・死神さ」

のぴ太「・・・・・・死神・・・」

ドうえもん「そう、帳面に触った瞬間見えたらしい。本部に持ち帰り、帳面に触った他の捜査員も死神を見ることが出来るようになった。見るだけでなく会話も出来た。そして、死神と話すことにより新たに帳面や死神のルールが判明した。コレがそのルール」



@ この帳面に名前を書かれた人間は死ぬ。
A 書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。
B 名前は通り名でもよい。ただし、自他共に認識している通り名に限る。
C 名前の後に40秒以内に死因を書くと、その通りになる。
D 死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。
E 死因を書くとさらに6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。
F 帳面を燃やしたり破る事は出来ない。ただし、既に名前が書き込まれ、その全ての対象が死亡した後のページであれば死帳面から切り取る事は可能であり、燃やす事も出来るが、死帳面から切り取った瞬間に死帳面の特性は無効となる。
G 文字として残る物であれば、書く道具は帳面に直に書き込みさえすれば何でもよい。
H一度書いたことは何をしようと取り消せない。
I 一度人間の所有物となった帳面を死神が無理矢理奪うことは出来ない。
J 帳面に触れた人間は皆死神が見えるが、最後に触れた者が帳面の所有者となる。
J 死神が、人間の手に渡った帳面を取り戻すには所有者が死ぬのを待つしかない。
K 66年間、人を殺していない死神は死ぬ。
L 帳面を持たない死神は何の力も無い。どちらかが死ぬまで所有者に憑くだけである。




のぴ太「じゃあ、最初の帳面に死神が憑いていなかったのはK番のルールにより死んだからか・・・」

ドうえもん「そう言うこと。今日はヤケに頭の回転が早いんだね、のぴ太君。でも、まだ話は終わりじゃないんだよ。本部に帳面を持ち帰った3日後。帳面の元の持ち主であるマフィア達が本部に乱入してきた。もちろん帳面を取り戻す為に。激しい銃撃戦の末、マフィアに帳面を奪われてしまった。」

のぴ太「・・・・で、どうなったの?」

ドうえもん「マフィア達が本部を出たすぐ後、調査機関の人間が次々と死んでいった。調査機関の人間の事はあらかじめ調べてあったんだろうね。帳面に名前を書かれたんだ」

のぴ太「・・・」

ドうえもん「しかし、調査機関側もマフィアの事はあらかじめ調べてあった。生き残った捜査員の一人が、もう一冊の帳面に帳面を持っていたマフィアの名前を書き込んだ。その後も、次々と死んでいく調査機関の人間。・・・そして40秒後。彼は・・・帳面を手にした死神が天へ昇っていくのを見た。帳面を持っていたマフィアが死んだ瞬間、死神は帳面を取り返し、死神界に帰ってしまったんだ」

のぴ太「・・・」

ドうえもん「調査機関側で最後まで生き残ったのは僕と七ワシ君だけさ」

のぴ太「・・・えっ!?!?」

ドうえもん「すぐに七ワシ君は死帳面にこう書き込んだんだ」



ドうえもんはのぴ太の前に帳面を広げた。



 野比七ワシ




 

のぴ太「・・・・・・。」
 

ドうえもん「書き込んだんだ後、七ワシ君は僕にこう言った



・・・・・・・・・。



七ワシ『このノートを使ってしまったから僕は死ぬよ。みんな死んでしまったし、僕だけ生きるなんて出来ないよ。』

ドうえもん『七ワシ君。。。』

七ワシ『最後に君に頼みがあるんだ。』

ドうえもん『うん。。。』

七ワシ『今までにこの帳面を燃やしたり、溶かそうとしたけどビクともしなかった。深い海に沈めたこともあったけど、何故か翌日には所有者の元に戻って来た。君も知ってるだろ?』

ドうえもん『うん。知ってる・・・』

七ワシ『この帳面は人間が持っていてはいけない物なんだ。コレがある限りは今回みたいな争いが繰り返される。
この帳面は・・・・・・史上最悪・最強の殺人兵器だ

ドうえもん『・・・・・・うん。確かにそうだね』

七ワシ『この帳面をこの世から消し去る方法は一つだけ・・・。死神に返すしかない。ドうえもん!タイムマシーンで過去に戻って死神に・・・・・・うっ・・・』

ドうえもん『・・・・・・・・・七ワシ君』



・・・・・・・・・。



コレが・・・僕が君の前に現れた本当の理由さ」

のぴ太「・・・・・・ヒドいや。今まで僕にウソをついてたのかい!?」

ドうえもん「ゴメン・・・。でも七ワシ君が君の孫の孫だって事は本当だよ。だから君のところに来たんだし、君のことが心配なのも本当なんだ!だからこそ今までこの帳面の話をしなかったんだ!!・・・信じてくれるかい?」

のぴ太「うん。わかったよ。ドうえもん。・・・・・・じゃあ、今、死神は君に憑いてるの?」

ドうえもん「わからない」

のぴ太「なんで?」

ドうえもん「未来にいた時も僕には見えなかったんだ・・・死神。僕ロボットだから」

のぴ太「へえ〜〜。そうなんだ。じゃあ僕がコレに触れば・・・」

ドうえもん「あっ!!コラ!!ちょっ・・・」



のび太は死帳面を手に取った。































ドうえもん


のぴ太「ド、ド、ド、ド、ドうえもん!!どうしたの!?色んな意味で顔が変だよ!?!?!?」





続く→死帳面〜page.03 死神〜

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藤子 不二雄F
ドラえもんカラー作品集 第5巻 初期作品編 (5) 
 
大東京デスノート研究会
『デスノート』の秘密






この記事へのコメント
続きが気になる…(>_<)
今回は内容が深いですね〜何回も読んで、きちんと内容を把握します。漫画のDEATH NOTEも読んだことがないので理解するまで少し時間がかかりそうです(^_^;)
Posted by みけ at 2006年05月11日 01:01
ちょwww
流石パロディーですね。
次が楽しみです
Posted by コーラ at 2006年05月11日 01:09
>みけさん
デスノート知らなくても解るように書いていくつもりです。もし解らないところがあればコメント下さい(`・ω・´)

>コーラさん
今回の話は思いっきりパロディーにしましたw
Posted by 谷住 at 2006年05月13日 01:52
デスノコラで既出なネタですね(ドラえもん+デスノート)、あちらはあくまでドラえもんの雰囲気を踏襲していましたが・・・。こちらはむしろデスノートにドラえもんを足す形に近くするんでしょうか?
追加したルールで本編やそちらのコラとはネタ被りしないようになってるかとは思います。ほぼオリジナルトリックになりますので、面白くなるかどうかは発想次第ですね。
Posted by mayaa at 2006年05月19日 00:30
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